【工事記録】新築住宅 S様邸


今までお住まいのご住宅を解体し、新たに二世帯住宅を新築されます。
まずは、内部の解体&分別作業です。最近では分別もとても細かく行いますので、
手作業でしっかりと分別作業を行っていきます。


基礎工事が着工いたしまして、コンクリートの枠材を組み立てた後、
基礎の鉄筋を組む作業が始まります。基礎は、基礎断熱工法という工法を採用。
ベタ基礎といって、建物下全面にコンクリートを打ち込むので、基礎の強度もアップします。
床下空間は、室内と同じ環境を維持しますので、床下で土台が腐ってしまうことはありませんし、
水回りのリフォームなどは容易にできますので、将来的な間取りの変更などに対して、
柔軟に対応出来るというのが 大きなメリットです。


土間コンクリート養生中です。


次に、布基礎の枠を組み立てます。


基礎断熱工法は、布基礎の外側と内側に断熱材を打ち込みます。
外部からの冷えの侵入を防ぐと共に、室内からの熱の逃げを防ぎます。


埋め戻しを行い、基礎工事は終了です。


いよいよ大工さんの工事が始まりました!1階の床施工を行いました。
土台の下には、ゴムの気密材を敷き込み、家の隙間を最小限に抑えます。
当社は基礎断熱工法を採用していますので、床下も温かい空間になります。
床下の熱も外に逃げないように、しっかりと気密施工をします。
土台はヒバという樹種を使用しています。ヒバは防虫性・防腐効果にに優れ、
薬剤を加圧注入した防腐土台よりもその性能は優れているとも言われています。
更に、弊社の場合、床下が室内と同じ環境となる為、床下に使用する木材(土台や大引)は、
出来るだけ薬剤を使った材料は避けたいという考えから、ヒバ材を採用しています。


躯体の建込みが進んでいます。


構造用合板を張っています。


車3台が停められる車庫付きのご住宅です。
構造用合板が張り終わると、タイベックシート(防水シート)を貼っていきます。


屋根板金工事が行われました。板金屋さんの職人さん総出で一斉に仕上げて行きます。
45㎝幅の板金を、端から順番に並べて行きます。横一列になって、
それぞれの役割をてきぱきとこなし、どんどん貼り上げて行きます。
今回のご住宅は軒のあるタイプの無落雪屋根としました。


今回は、外壁に樹脂サイディングを使いますので、かわいらしい外観になる予定です。
屋根も少し軒を出して、樹脂サイディングとのバランスが取れるように計画しました。


内部では、設備屋さんや電気屋さんによる配管・配線工事が進められています。


ユニットバスが組み立てられました。
今回はタカラスタンダードさんのユニットバスを採用しました。
特徴は磁器タイル張りの床。写真は養生のダンボールしか見えていませんが、
本物のタイルなので、足触りがよく、高級感もあります。
一番は目地が少ないという事でお掃除が楽。というのが特徴です。


天井には隙間なく防湿気密シートを貼り巡らし、
室内の湿気や空気が小屋裏に入り込まないようにします。
気密のテープの貼り方や断熱材の入れ方一つで、
断熱気密性能に大きな影響を与えますので、
ここは施工上とても重要なポイントになります。


壁の防湿シートの施工。気密を取る為に、シートの端はしっかりとテープ処理します。


コンセント周りもしっかりテーピングします。


天井の防湿シートも柱周りで切れてしまうので、そこもしっかりテーピングします。


石膏ボード張りが終わり、床フローリング張りを行っています。
今回は、床暖房の施工を施しています。


外部では、外壁材の樹脂サイディングを張る前に下地を施します。
こちらは、ロックボードといって断熱性と防火性を兼ね揃えた下地材です。


内部では、建具枠の取付を行っています。


こちらは、ガラスブロックを入れるための下地を組んでいるところです。

樹脂サイディングが張り終わりました。
車庫部分には、レンガ調のサイディングをアクセントで張っています。


クロス工事が進んでいます。
鮮やかなグリーンのクロスです。


こちらは淡い水色のクロスを貼っています。
アクセントカラーを所々に入れて、空間に楽しさと癒しを演出しています。

▸S様邸の施工例はこちら

2016-05-26 | Posted in 工事記録No Comments » 

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