【工事記録】新築工事 O様邸

新たな現場が始まりました!
O様との出会いは、2021年3月の完成見学会でした。
初めての出会いから3年半…
この度、素敵なご縁をいただきまして本当にありがとうございます。
安全第一に、ご住宅の建築を進めさせていただきます。
O様、どうぞよろしくお願いいたします✨


まず、根堀りを行っていきます。
ティーメイスの基礎は、基礎断熱工法で基礎全面が土間コンクリートですので
根堀りは総掘りとなります。根堀り後、砕石を敷き詰めしっかりと地面を固めていきます。


その上に地面からの湿気を遮断するために防湿シートと断熱材を土間全面に敷き込みます。
断熱材を敷き込むことで、室内の熱が地面に逃げるのを防ぐという役割もあります。
土間下の断熱材は、t30の押出法ポリスチレンフォーム2種(スタイロフォームB2)です。


土間と布基礎の鉄筋が組まれました。


配筋後、瑕疵保険の鉄筋検査を行ってもらい
検査後に土間コンクリートの打設が行われました。
養生期間を経て、布基礎の型枠を組み立てていきます。


土間コンクリートの打設を行いました。


土間コンクリートの養生期間を経て、布基礎の枠を組み立てていきます。
ティーメイスの基礎は基礎断熱工法を採用しているため、
外周部の外側と内側に断熱材を施工し、サンドイッチのように基礎を囲みます。
外側に75㎜、内側に40㎜の断熱材を施工しています。
外部からの冷えの侵入を防ぐと共に、室内からの熱の逃げを防ぐことができます。


布基礎の打設が行われました。


布コンクリートの養生期間を経て、
型枠を解体し外部給排水工事後埋め戻しを行います。
埋め戻しの前にスカート断熱を敷き込みます。
スカート断熱は、基礎断熱仕様の際に施す断熱で、
基礎高が低い住宅の凍結深度を低減させる目的で施工します。
地盤面からの冷えと凍上を防ぐのと同時に、
室内からの熱の逃げを低減させる効果があります。
建築する地域や、建物の場所によって断熱材の幅が変わってきます。


大工工事が始まりました!まずは土台敷きからです。
ティーメイスの基礎は基礎断熱工法で、床下は室内空間と同じ環境になります。
そのため、土台には薬剤を使用した防腐土台は使用せず、
腐れにくいヒノキの集成土台を使用しています。


基礎と土台の間にはゴム材を挟み込み、気密性を高めます。
ゴムから飛び出ているのはアンカーボルトと言い、
座金で止めて、土台をしっかりと基礎に緊結します。


土台敷が終わると、次に床合板を張っていきます。


建物躯体の建て込みが始まりました。クレーン車を使って、梁を架けていきます。
ティーメイスの建物は在来工法ですが、柱と梁の接合部は金物を使い接合しています。
金物の強度をしっかりと発揮させるために、構造材にも集成材という
一般的な無垢の製材よりも強度の強い材料を使います。
集成材は反りや収縮が少なく、比較的安定していて強度もある材料です。
工場でプレカットした材料を組んでいくので、
あっという間に建物の形が出来上がっていきます。


2日間クレーン車を使い、建て込みを行っていきます。


建て込み後、まず屋根を造っていきます。
その後、間柱を入れていきます。


構造用合板が貼られ、付加断熱施工をしていきます。
柱や梁から逃げる熱を遮断し、室内の断熱性能を高めます。
その後、タイベックシート(透湿防水シート)を張り
外壁サイディングを張るための準備をしていきます。


サッシも取り付け終了しました!


屋根板金を葺く前にアスファルトルーフィング(防水紙)を張ります。
薪ストーブのあるご住宅です✨


外部では付加断熱の後にタイベックシート(透湿防水シート)を張ります。


O様邸では金属サイディングを施工しますので
通気層・サイディング下地の施工を行っていきます。
外壁工事は来週に施工していきます。


内部では壁内にグラスウールを入れました。


ユニットバスまわりにもグラスウールを充てんさせ、
水の音などを軽減させていきます。
ユニットバスも年内施工となっています。


電気工事が入りました!


外壁工事が行われました。
玄関の正面には、アクセントに道産カラマツの羽目板を張っています。


メインの外壁にはアイジー工業のガルブライトのネオホワイトを張っています。
ガルバのホワイトとカラマツの組み合わせがとってもかわいらしい仕上がりになりました。


内部では、1、2階間に断熱材を吹き込みます。
2階の足音などを軽減することを主な目的に施工しています。


2階では、壁、天井、床の石膏ボード張りが行われています。
壁ボードを先行して梁まで張り上げていきます。
そうする事で、壁の強度がツーバイ工法と同等レベルになり、
在来の弱いと言われている部分を解消しています。


2階のダウンライトが取り付けられる場所には
天井の気密が途切れないようにこの箱に気密シートを取り付けて
ダウンライト部分の気密を確保します。


外部では昨年末に足場が外れスッキリしました。
ホワイトのガルバリウム鋼板の外壁材をお選びいただきました。
玄関正面には、カラマツの羽目板を張っています。

 
内部の大工工事では、1階の石膏ボード張りや建具の枠付け、
細かい造作作業が行われています。


階段も取り付けられました。


石膏ボード張りもほぼほぼ終了し、
床フローリング張りへと移っていきます。


大工工事が概ね終了いたしました。
仕上げ工事後、最後の建具吊りを行い大工工事は終了となります。
リビングにはおしゃれな薪ストーブが設置されます。


ダイニング横には大きなタモ集成のカウンターを設置。


内装屋さんに、キッチン施工前に先行して
フロアタイルを貼っていただきました。
優しいベージュカラーのフロアタイルです。


仕上げ工事が進んでおります。
仕上げ工事では様々な業種の職人さんが入ります。
それぞれにテキパキと工事が進んでいきます。
左官屋さんによる玄関タイルの下地工事です。
その後、タイルが施工されました。


下地のビスがクロスに影響を与えないように
念入りにパテ処理を行います。


クロスが貼られると室内がとても明るくなりますね!


こちらはお子様のお部屋です。
クローゼット正面にはかわいらしい
ピンクのクロスをお選びいただきました。


2階に内窓も取り付けられました。
リビングには薪ストーブが設置されます。
暖かい空気が上へあがり、内窓からお部屋に取り込まれます。


薪ストーブが取り付けられました。


美装をかけてきれいな室内がお目見えしました。
ナチュラルで優しい色合いのご住宅が完成いたしました。

 

2025-03-14 | Posted in Construction blog, 工事記録No Comments » 

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