【帯広市 W様邸】建て込み
先週のクレーン作業に引き続き、
本日も小屋梁施工の為クレーンが出動しています。
写真ではわかりにくいですが、
建物の角に立っている柱は通し柱といって、
1階から2階まで一本の長い柱を使用しています。
通し柱を使用することにより、より構造が安定します。
土台はヒノキ材を使用↓
基礎と土台の間にはコーキングを施します。
土台には、一般的には防腐剤を注入した防腐土台というものを
使用することが多いのですが、
弊社では、土台の外周部にはヒノキを使用しています。
防腐土台は使用していません。
実はヒノキは、防腐処理を施さなくても、防腐防蟻性が高く、
無垢のまま土台で使用できるという樹脂として認められていて、
弊社では防腐剤を使った材料は使用せず、
ヒノキを採用しています。
弊社は基礎断熱で、床下空間も室内として考えて
いるので、床下に使用する材料にもできるだけ薬剤を
使用しないものを使いたいという思いから、
ヒノキを採用しています。
土台の下にはゴムの気密材を敷き込み、
土台と基礎の間も、しっかりコーキングを施します。
↑構造材の仕口は、高強度金物でしっかり固定。
間取り的に荷重のかかる部位には、
カラマツ集成材の梁幅の広い梁を使います。
カラマツはホワイトウッドよりもより強度があり、
大空間を作る時などに使用しています。
こうして、間取りや構造、使う箇所や用途などによって、
様々な種類の木材を使い分けていきます。
臨機応変に梁の長さや太さ、樹種などを選択できるのは、
在来工法の良いとことでもあるかもしれません。
これからどんどん家の形がわかるようになります。
楽しみです!
Honma
関連記事
Comment