【帯広市 W様邸】型枠工事〜埋め戻し
良い天気が続いていますね。
外工事をするには最適な天候で、
工事は予定通り進捗中です。
前回のブログでは、土間の鉄筋が組まれたところまでの
ご報告でしたが、その後も順調に進んでおります。
土間の打設の様子↑
圧送屋さん、左官屋さん、基礎屋さんが集結し、
一気にコンクリートを流し込んでいきます。
打設終了。
コンクリートが乾いたら、次は型枠工事です。
基礎断熱工法の為、外周部の布基礎には両面に断熱材を
打ち込みます。外部75㎜、内部40㎜の厚みの断熱材を
使用します。同じ発泡系の断熱材でも、
熱伝導率という断熱性能の示す数値はそれぞれ違っていて、
厚みだけで断熱性能を判断する事はできません。
どの材料を何ミリにするかというのは、
外皮平均熱貫流率UA値というのを計算しながら
選定していきます。
目標とするUA値を定めて、その性能を実現するためには
どの材料で何ミリのものが必要かというは計算によって
わかってきます。
なかなか奥が深いですが、計算すると色々なことがわかり、
重要視すべき点などもわかってきます。
枠の組立が終わり、次は布基礎の打設です。
コンクリートが固まり、枠の解体から埋め戻しへと
進みます。
↓埋め戻しの様子
埋め戻しの際に、スカート断熱の敷込みをしながら
埋めていきます。
土の下に少し見えているブルーの断熱材が
スカート断熱です。
前回のブログでも少しスカート断熱に触れましたが、
この断熱材を住宅の外周にぐるりと敷き込むことで、
地表からの凍れを遮り、基礎の凍上を防ぎます。
又、地熱も逃さないため基礎の断熱性能も向上します。
そして、この工法は凍結震度の軽減を図れる工法なので、
布基礎の高さも低くすることができます。
それによりコストダウンにもつながります。
良いものをお求めやすくご提供できる工夫も、
私たちの使命だと思っていますので、
基礎に限らず、これからも色々と計算しながら、
無駄を省き、最前の方法をあみだしていけたらなと
思っています!
Honma