サッシについて

2月最後の週末。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
寒さも少し和らいできて、
最近は春の訪れを感じますね。

さて、本日は現在工事中の御住宅へ
お客様をご案内させて頂きました。
管外にお住まいのお客様ですが、
二週間に一度のペースで現地の確認を頂いております。

現在は現場は大工さんの工事もラストスパートで、
完成に向けてどんどん進んでいます。
今回も、丁寧に作ってくれています。
ありがとうございます。
充電器や道具たちも複数台フル稼働!
ちなみに大工さんは一人です(笑)
一人で沢山の道具を使い分けながら
作っていきます!

話は変わりまして。。。
弊社では、YKKのAPW430という
トリプルサッシを、南面以外は標準仕様として
採用しています。
今回の御住宅ももちろんAPW430。
ガラスの熱貫流率は0.59。
枠を含んだ建具全体での熱貫流率も0.9と、
大変優れた性能値です。

建物で一番熱が逃げるのが窓部分。
その窓の断熱性を強化する事で、
建物のUA値(外皮熱貫流率)を大きく下げる事ができます。
UA値というのはわかりやすくいうと、
建物全体での断熱性能です。

この値は計算で算出する事ができるのですが、
計算値だけではなく、実際にお客様からのお声や、
私たちの体感(弊社事務所では、ペアサッシと
トリプルサッシの窓を実験的に両方使っております)
で、外部からの冷えや、結露の状態などの違いも
実感しています。

もちろん価格はペアサッシよりも高いものでは
ありますが、住みごこちや、光熱費などへの
貢献度はとても高いです。

ただ、南面に関しては、
日射を多く取り込むといった意味では、
トリプルよりもペアの方が有効で、
天気の良い日に、それぞれのサッシの
ガラス付近で手をあてて比べると、
ペアの方がポカポカしています。
トリプルは、断熱性が高い分、
お日様の熱も通しにくいという性質がありますので、
陽が沢山入るような立地条件の場合は、
南面はペアにするという使い分けするのも
良い事だと思います。
その場合、夜間の熱の逃げを防ぐため、
ハニカムサーモスクリーンを付ける事が
オススメです。(こちらも少しお高いですが。。。)

今回はサッシについて熱く語ってみました(笑)
建物に関しては、色々と熱く語りたい事がありますが、
それはまた次の機会に!

最後に。
今回の御住宅は、「抗酸化工法」を取り入れた
御住宅となっております。
アレルギーをお持ちの方などに、
時々ご提案させていただく工法です。

↓この液体は、抗酸化溶液と言われるもので、
この液体をクロスのノリに混ぜて施工してきます。

この工法については、また後日詳しくご紹介
させて頂きますね☆

Honma

 

2023-02-25 | Posted in Blog, Column, honma blog, 性能編No Comments » 

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