整理と収納のキホン
収納ってどうすれば上手くいくんだろうと思う事はありませんか?
キレイな部屋を保ちたいけれど、なかなか思い通りに出来ない。
そんな経験はありませんか?
様々なメディアで取り上げられている「収納」。
そんな収納にまつわる話を書きたいと思います。
ちょっと、整理・収納やってみようかな♪
そう思って頂けたら嬉しいです。
まず収納の前に「整理」について触れたいと思います。
■整理とは
乱れた状態にあるものを整えて、きちんとすること。
無駄なもの、不要なものを処分すること。
収納を始める前に整理することが必要になることがあります。
持っているものを何でもかんでも収納スペースに詰め込んでしまうと
時間と収納スペースを無駄にしてしまいます。
最初は面倒と感じるかもしれませんが、ここをきちんとすることで
日々の片付けがとってもラクになります!
まず整理しようとしている場所の物を全部出してみましょう。
ここで、気を付けて頂きたいポイントが「無理をしすぎないこと」です。
例えばリビングのものを全て出してしまうと、かなりの物の量になるかと思います。
また、集中力が切れてしまい出しっ放しになってしまうこともあるので、
リビング収納の中だけとか、リビングのテレビ台の中だけ…という風に
範囲を分けて整理していくことをオススメします。
タンスの1段目と2段目だけというように、もっと細かくても良いと思います。
小さい所から取り組んでいくことで、次へのやる気にも繋がります。
時間も1日15分でも大丈夫です!
出来る所から少しずつ整理していきましょう(^^♪
次に物を出して「いるもの」「いらないもの」に分ける作業をしていきます。
分けることで、自分がどれだけ物を持っているか実感できます。
いるものかいらないものか迷ってしまう時は、
取りあえず残しておいても大丈夫です。
保存期間を決め(3ヵ月、半年や1年など)、改めて「いる」「いらない」を見直します。
実際に使ってみて判断出来ることもあるので、
洋服の処分で迷ってしまう場合は、1度着てみてはいかがでしょうか。
最近の流行りに合っていないな。サイズ感が違うな。
これはまだ着れそうだな。おさがり出来そうだな。
など「いる」「いらない」を判断することが出来ることがあります。
紙袋、ビニール袋などいつか使うとついつい溜めてしまいますよね。
一度全部出してみて整理しましょう。
同じ大きさで何枚もある紙袋やビニール袋は
1ヶ所に入る適正量を決めて残りは処分しましょう。
保存容器やタッパーは、フタの閉まらないものや
匂いのついているものなどを処分しましょう。
ポイントカードもついつい溜まりがち。
スマートフォンのアプリに移行できるものや、
期限切れのポイントカードなどは処分しましょう。
このように少しずつ整理していく事で
物の量が把握出来て収納しやすくなります。
少しの整理でも少しスッキリ。心にゆとりが生まれます。
■収納とは
中に入れて、しまっておくこと。
ただ、収納=しまっておくこと。と言いましても、
ものを詰め込むことではありません。
物を詰め込んだ収納の中から、使いたいものを出したいと思っても
どこに何があるかわからなくなり、探すのにとても時間がかかってしまいます。
収納で大切なのは「使いやすさ」です。
取り出しやすく、しまいやすい。そんな使いやすい収納にすることで
日々の片付けのストレスが減っていきます。
取り出しやすく、しまいやすい収納にするにはどうすれば良いのでしょうか。
1度耳にしたことがありかもしれませんが、「物の住所を決める」ということです。
住所を決める=定位置を決めていきます。
全ての物に住所を決めることで、
散らかった際に戻す場所が決まっているので
簡単に片付けることができて、自然と家の中も片付きます。
また住所を決める際には戻すのが面倒にならないように
その物を使う近くに収納したり、家族の生活動線に合わせて
収納していく事が日々の片付けをラクをするポイントです。
例えば掃除機。掃除機は、かけ始める場所の近くに置いておくとすぐにスタート出来ます。
掃除機は、収納の中であっても出しっ放しでも構いません。
置き場所が決まればそこが掃除機の住所になります。
お店からのDMや、請求書などの郵便で届く書類関係は
どこかに溜めておく場所を作っておけばあちこちに散らばりません。
紙類はどんどん溜まっていきますので、
処分する日を決めて溜めないようにしていきましょう。
子供のおもちゃも収納する場所を決めておくことで、片付けしやすくなります。
おもちゃも細かいものを合わせると、どんどん増えていきますよね。
そういう時は、子供と一緒に整理してみるのはいかがでしょうか。
ひとつひとつこれは使う?使わない?と聞いていくことで
子供の決断力も育まれますし、おもちゃも減るし一石二鳥です。
車や家の鍵、男性であれば財布などの住所も決めておけば、
忙しい朝にどこに置いたっけ!?ということにはなりません。
住所が決まった物達は、その場所場所で
使いやすいように収納していく必要があります。
文房具、薬、掃除用品、ストック用品など大まかでも良いので
ジャンル別にまとめておくと定位置も決めやすく物が迷子になりにくいです。
収納の仕方はさまざまですが今回は
整理と収納の「キホン」についてお話させて頂きました。
まずよく使うものから、出来るところから始めてみてはいかがでしょうか(^^)?