アートにふれる

9月に入り、すっかり秋めいてきましたね。
もう少し夏を楽しみたかったなと思う反面、
食べ物が美味しい季節に突入で、
それもまた楽しみ(笑)
食べ過ぎに注意しながら、秋の味覚を楽しみたいですね!

さて、毎月購読している建築雑誌を
先日久しぶりにゆっくり眺めていると、
瀬戸内国際芸術祭の特集が掲載されていました。

瀬戸内海の島々を中心に、
3年に1度開催される芸術祭です。

私も6年ほど前に瀬戸内海に浮かぶ直島に
行ったことがあります。
そこには建築家の安藤忠雄氏が設計した建築や、
同じく建築家の藤本壮介氏によるオブジェなど、
普段目にすることのないような芸術作品が点在し、
島全体にアートな雰囲気が漂っていました。

私は、直島がどういうところなのか、
正直なにも下調べせず、主人が
「きっと私が好きな場所だから行こう!」
と、誘われるがまま行った訳ですが
今となれば、貴重な場所に
連れて行ってくれた主人に感謝です。

アート作品をたくさん見て触れて、
建築に携わる者としてとても刺激を受けました。
芸術というもがどういうものなのか、
初めて体感できた場所でした。

作品一つ一つにストーリーがあり、
想いがあり、
それがデザインという形で表現されて・・・

住宅にも、そんな思想があっても
いいのではないかと。
私は建築家でもデザイナーでもありませんが、
お客様のストーリーや想いを
建物に少しでも表現できたならなと、
有名な建築家さんたちの作品をみて
思う今日この頃です。

学校を出て、初めて就職した建築会社の社長がよく
言っていました。

「良いものを作る為には、良いものに
実際に触れることが大切。世の中に
素晴らしい建物は沢山あるので、それを見ておいで」と。

雑誌やネットの情報も大切ですが、
機会があれば、又、各地の芸術に触れる旅に
出かけたいなと思っています。

Honma

 

2022-09-06 | Posted in Blog, Column, honma blog, デザイン編No Comments » 

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