【工事記録】新築工事 S様邸


帯広市内で新たに新築工事が始まりました。
安全第一に工事を進めて参ります。
地盤調査の結果、杭工事(地盤改良)の必要が
ありませんでしたので基礎工事を進めていきます。
根掘りを行い、砕石砂利の敷き込み、
転圧を行い地面を固めていきます。


12月に入り、雪と凍結から基礎を守るため
テントの中で養生しながら施工を行います。
土間枠の組み立て、防湿シートと断熱材の敷き込み、
鉄筋組みを行いその後、土間コンクリートの打設を行います。


土間コンクリート打設を行う前に、瑕疵保険の鉄筋検査を
JIO(日本住宅保証検査機構)の検査員の方にして頂きます。
検査はもちろん合格です☆


検査後、土間コンクリートの打設を行いました。
養生期間を経て布基礎の型枠を組み立てていきます。


布基礎の枠を外した所です。
外周部の布基礎の外側に75mm、内側に40㎜の断熱材を取り付けています。
基礎をサンドイッチのように挟み込み、熱が逃げるのを防ぎます。


テントが外され、埋め戻しが行われました。
埋め戻しを行う前に、外周部にスカート断熱を施工していきます。

スカート断熱工法は基礎断熱工法に適用する工法で、
地域や施工箇所によって断熱材の大きさが決められています。

断熱材を住宅の外周にぐるりと敷き込むことで、
地表からのしばれを遮り、基礎の凍上を防ぎます。
そのため、凍結震度が低減され
基礎部分の深さを低くすることが出来ます。


大工工事が始まりました!
まずは土台敷きを行います。


土台を敷いた後に床合板貼りを行います。


柱を立ててからクレーン車を使い大きな梁をかけていきます。


屋根の下地となるタルキを並べ、屋根合板を貼っていきます。


外周部に構造用合板が貼られ、サッシが取付けられました。
お家の形がわかるようになってきました。


リビングは勾配天井で通常よりも高くなり、
開放的なリビングとなりそうです♪


外部ですが構造用合板の上に付加断熱を施工します。
外壁材にサイディングを施工する場合の施工方法です。

塗り壁の場合は先に透湿防水シートを貼ります。
その上に付加断熱材となるセルボードという断熱材を貼っていきます。
外壁の通気層ですが、セルボードの裏側に特殊形状の溝があり、
溝を通って排水される仕組みです。


サイディングの場合は付加断熱の上に透湿防水シート(タイベックシート)を貼っていきます。
通気層・サイディング下地の施工を行い、外壁工事を待ちます。


内部では配線工事が行われました。


瑕疵保険の躯体検査を第三者機関(日本住宅保証検査機構)の
検査員の方に行って頂きました。検査は合格です◎


内部ではグラスウールの断熱材を入れた後に、気密シートを貼っていきます。
外部に接するコンセントや配管まわりには気密性を上げるためにテーピングを行います。
見えなくなる部分ですが、とっても大切な作業です。


内部では石膏ボード貼りが進んでいます。
上記は石膏ボードを貼っている写真ですが、ボードの色が2種類
なのがお分かりでしょうか?

石膏ボードにも強度の差があり、特に強度を
持たせたい部分に壁倍率(壁の強さ)が高くなるボードを
使用しています。
とても硬い材料なので、大工さんのビス打ちも大変なのですが、
家を丈夫にするために、頑張ってもらっています!


リビングの天井下地です。きれいに組まれています。
真ん中に見えるくぼみはダウンライトが取り付けられる場所です。
大工さんに気密シートを施したダウンライト用の箱を作ってもらい、
しっかりと気密処理を行っていきます。


屋外ではサイディング屋さんによる外壁工事が始まりました。
まずは役物と呼ばれる部材(出隅や入隅、窓周りなどに
取付ける部材)付けていきます。
その後本体の施工になりますが、一週間ほどで貼りあがりますので、
あっという間に外観が完成形に近づきます。


外観が完成しました。
ホワイトのガルバリウム鋼板の外壁をお選び頂き、屋根やサッシはブラックに。
シンプルな片流れ屋根とも相性抜群♪
リビングの天井が高いため、一部屋根も高くなっています。



内部では石膏ボード貼りが進み、フローリングも貼り始めました。
いつも施工ブログでお伝えしておりますが、
ティーメイスではこのように床にも石膏ボードを貼っていきます。
これは足音を吸収し下階に響きづらくしてくれる役割があります。
(1階の場合は、基礎空間に反響する足音を防ぎます)
また、合板とフローリングの間に貼ることで歩行感も優しく感じられます。


石目調のフローリングをお選び頂いています。
いつもと違う雰囲気の内装にドキドキしながらも
仕上がりがとっても楽しみです(*^-^*)




大工工事が終了し、各仕上げ工事を行っています。
電気工事、設備工事、塗装工事、タイル工事、クロス工事…などなど
仕上げ工事だけでもたくさんの職人さんが携わっていきます。


壁紙を貼る前に、パテ処理を行い石膏ボードの継ぎ目や
ビスの穴を埋めて平滑な下地を作っていきます。


玄関タイル貼りも終了しました。
タイルはティーメイスの標準仕様でお選び頂ける
ニッタイのロークというタイルです。
天然石模様を再現した、高級感ある床タイルです。
滑りにくくお手入れのしやすいのでオススメのタイルです。


石目模様の内装で統一しています。
清潔感のある爽やかなインテリア空間に仕上がりました!

2024-03-20 | Posted in Construction blog, 工事記録No Comments » 

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