【工事記録】新築工事 O様邸
6月より新たな現場が始まりました。
南北に細長い土地の形状を活かした設計となっており、
薪ストーブのあるご住宅です。
安全第一に、ご住宅の建築を進めさせていただきます。
まずは根堀りから。
地盤調査の結果、杭工事の必要がないためそのまま工事を進めていきます。
ティーメイスの基礎は基礎断熱工法のため総掘りとなります。
根掘り後、砕石砂利を敷きつめて転圧していきます。
その上に地面からの湿気を遮断するために
防湿シートと断熱材を土間全面に敷き込みます。
その後、土間と布基礎の鉄筋を組んでいきます。
配筋後、瑕疵保険の鉄筋検査を
JIO(日本住宅保証検査機構)の検査員の方にして頂きます。
検査はもちろん合格です◎
検査後、土間コンクリートの打設が行われ養生期間を経て
布基礎の型枠工事へと移ります。
配筋検査後、土間打設が行われました。
土間と布基礎の打ち継ぎ部分から水の侵入を防ぐため
外周部に止水板の施工を施します。
型枠工事が行われています。
基礎断熱工法のため、外周部の布基礎の両面に断熱材を打ち込みます。
外部75㎜、内部40㎜の厚みがあります。
布基礎打設後、養生期間を経て枠の解体が行われました。
その後、埋め戻しを行います。
埋め戻しの際に、基礎の外周部に断熱材を敷き込みます。
これはスカート断熱と言いまして、基礎断熱仕様の際に施します。
基礎高が低い住宅の凍結深度を低減させる目的で施工します。
地盤面からの冷えと凍上を防ぐのと同時に、
室内からの熱の逃げを低減させる効果があります。
基礎が完成し、今週より大工工事が始まりました!
まずは土台敷から行います。
基礎と土台の間にゴム材を敷き、気密性を確保します。
土台敷、床合板敷きが終了しました。
クレーンを使って梁をかけていきます。
柱と梁の接合部は、このように金物を使い接合しています。
金物の強度をしっかりと発揮させるために、構造材にも集成材という
一般的な無垢の製材よりも強度の強い材料を使います。
集成材は反りや収縮が少なく、比較的安定していて強度もある材料です。
大きな梁がかけられています。
クレーンによる建て込みが終わると、次に屋根の下地を造っていきます。
垂木を並べ、屋根合板を張っていきます。
屋根合板、防水シート(アスファルトルーフィング)施工が行われました。
薪ストーブの煙突も出来ています。もう少しで板金工事が行われます。
外周部には構造用合板を張っていきます。
内部の様子です。
リビングは吹き抜けになっています。
窓が取り付けられ、タイベックシート(透湿防水シート)を張っていきます。
O様邸は塗り壁の外壁材の施工を行うので、タイベックシートを先張りしていきます。
今回はブラック色の窓をお選びいただきました。
屋根は南北に流れる切妻屋根ですが、南には太陽光が設置されます。
玄関を開けると奥に続く土間がとっても印象的でした。
土間上にはオープン階段が施工され、
階段下の土間に自転車など置くことが出来ます。
リビングには吹き抜けがあり天井は屋根勾配に合わせた斜天になっています。
斜天に断熱材を吹き込みますが、屋根の通気を確保するために
通気スペーサー施工を行いました。
ティーメイスでは1階と2階の間に断熱材を吹き込みます。
2階の足音などを軽減することを主な目的に施工しています。
大工工事と並行して、設備屋さんや電気屋さんも工事を進めていきます。
外部と接する配管の穴はしっかりとふさぎ、
後の気密シート施工時に気密シートが途切れないように、
配管に気密シートを施しておきます。
外部では付加断熱と塗り壁の下地を兼ねたセルボードを張っていきます。
外壁の通気層ですが、セルボードの裏に秘密があります。
裏側に特殊形状の溝があり、溝を通って排水される仕組みです。
屋根施工も終了いたしました。
今回道路から見える北側の屋根には意匠性の高いアスファルトルーフィングを、
南側の屋根には太陽光を施工するために鋼板の屋根を施工しています。
内部では壁内にグラスウールが入れられました。
瑕疵保険の躯体検査を
第三者機関(日本住宅保証検査機構)の検査員の方に行っていただきました。
ユニットバスの施工も完了いたしました!
パナソニックのオフローラをご採用いただきました。
外部では塗り壁の仕上げ工事が完了いたしました。
O様邸では淡いグレージュのお色の塗り壁と
サッシや屋根を黒に合わせた落ち着きのある外観となりました。
内部では配線工事が行われ、1階の天井にブローイング工事を行いました。
ティーメイスでは、1階と2階の間にも断熱材を吹き込んでいます。
2階の足音などを軽減することを主な目的に施工しています。
O様邸は玄関を開けると土間が真っ直ぐ続いており奥に薪ストーブが設置されます。
玄関の横にはオープン階段も取り付けられ、素敵な玄関になりそうです。
1階の壁石膏ボードが張られ、それぞれの部屋の広さがわかってきました。
壁石膏ボードを張り、次に天井を造っていきます。
現在天井の下地を組んでるところです。
リビングは吹き抜けになっていて、屋根形状に合わせて勾配天井になっています。
2階のお部屋には空気の通り道となる内窓を設けました。
天井に、断熱材のブローイング吹込みが行われました。
厚さ400㎜のグラスウールを吹き込みます。
壁・天井・床とほぼ石膏ボード張りが終了しました。
ティーメイスでは床にも石膏ボードを貼っています。
これは足音を吸収し下階に響きづらくしてくれます。
(1階の場合は、基礎空間に反響する足音を防ぎます)
また、合板とフローリングの間に貼ることで歩行感も優しく感じられます。
腰壁の笠木を施工中の大工さん。笠木はタモ材を使っています。
手が触れるところにはできる限りの無垢材を使用し、
無垢の優しさと温かさを感じていただきます。
大工工事が終了いたしました。
玄関を開けると目の前には奥に続く土間空間と、オープン階段があります。
真っ直ぐに伸びるオープン階段が素敵です✨
右側には、アイアン手すりが取り付けられます。
逆側からパチリ✨奥に玄関ドアがあります。
高窓から入る光に四季の移り変わりを感じます。
キッチンも施工完了いたしました!
これから仕上げ工事に入っていきます。
クロス工事、電気工事、設備工事…ほかにも随時行っていきます。
クロスを貼る前にパテ処理を行い、
石膏ボードの継ぎ目やビスの穴を埋めて平滑にしていきます。
クロス工事が終わると、電気工事の仕上げや設備の仕上げ工事が行われます。
美装をかけて完成しました。
玄関ドアを開けると、開放的な玄関が広がります。
オープン階段の下の空間にはロードバイクを収納されるそうです✨
奥には、薪ストーブが置かれています。
2か所の吹抜けから暖かい空気が循環し、家中ポカポカ。
薪ストーブのあたたかさに心も身体も癒されます。