お客様インタビュー 帯広市K様邸
▸在宅ワーカーの美しく機能的な平屋住宅

今回ご紹介する住宅のオーナーは、自宅でデザイン関係のお仕事をされている
Kさんです。
設計・施工は帯広市のティーメイス(本間智代里社長)。
快適なワークスペースを中心にプランニングされたご自宅にお邪魔しました。
▸外観は三角屋根に。モダンなスタイルに「かわいらしさ」をプラス

外壁には白いガルバリウム鋼板を採用しました。ポーチの内壁はホタテ貝殻を原料とした
「ビオシェル」(岩倉化学工業)という塗り壁材で仕上げられています。
コンクリート平板を使った外構もティーメイスによる施工です。
Kさん 外観デザインは三角屋根を選びました。家の外側も内側も、直線的でモダンな
デザインを基調にほんの少しレトロというか、かわいらしいテイストを加えています。
庭には暮らしながら手を加えていく予定で、植栽を照らすライトのための配線もして
もらいました。


写真左/ポーチライトや郵便受けはシンプルな形に。クールな印象をもつアイアンと
あたたかみのある漆喰・木材という素材のコントラストも魅力的です。
写真右/地窓から安定した光が差し込む玄関。造作の姿見には空間を広く見せる効果も。


シューズクローク(写真左)の中には有孔ボードを張り、帽子やカギなどを掛けられる
コーナーをつくりました。
リビングドアはYKK AP社のガラス製ハイドア(写真右)。視界に奥行きが感じられます。
▸グリーンの似合うLDK&造作キッチン

LDKには内窓つきのワークスペースが併設されています。床はオークの無垢材です。
Kさん カラーは白を基調にしました。色を絞ったことで後から加える家具やグリーンの色が
映える部屋になったと思います。ハンギングバーは、窓際の光がつくる葉影の表情も気に入って
います。


「見た目重視で」とオーダーしたという造作キッチンは、薄いステンレスのワークトップと
メラミンの化粧板で洗練されたデザインです。

食器棚も造作です。戸を閉めれば壁の一部のように部屋に溶け込みます。
Kさん キッチンと食器棚は完全におまかせでお願いしたのですが、必要な棚の数や
サイズ感などを計算して提案していただき、物がすっきりと収まる形になりました。
▸自身で図面を作成したこだわりのワークスペース

新居を建てるうえで最もこだわったというワークスペースは、Kさん自身の手で作成した図面を
基につくられました。寸法を細かく指定したデスクは作業がしやすく、配線が美しく収まるように
デザインされています。


落ち着きのあるブルーグレーのクロスで仕上げた室内。こぢんまりとして無駄なもののない
「集中のためのスペース」でありながら、内窓によって閉塞感を感じさせない空間になって
います。

健康維持のため、仕事中は30分おきに席を立つようにしているというKさん。
LDKの隣にはトレーニングと気分転換ができるフリースペースを設けました。来客時には
客室として使用することも想定しています。
▸ショップのようなウォークインクローゼットで収納も楽しみに

洗面・脱衣室は造作の洗面台と棚でシンプルに仕上げられています。
左側のタオル収納は可動棚に市販のハンギングバスケットを組み合わせたものです。

寝室からウォークインクローゼットと洗面・脱衣室を通って浴室へ。
直線の動線で朝の支度もスムーズです。
クローゼットは有孔ボードや可動棚を組み合わせ、戸(写真左手前)には鏡をつけて
セレクトショップのような空間に。気に入ったものをディスプレイする楽しみも味わえそうです。

寝室には、上部に直射光を遮るカバーのついた遮光ロールスクリーン「ラルクシールド」
(タチカワブラインド)を採用。
落ち着いた色のクロスと柔らかな間接照明で、就寝前を穏やかに過ごせる空間になっています。


写真左/室内のあちこちを彩るグリーン。照明のスイッチはインテリアにマッチした
タンブラスイッチを選びました。
写真右/ヘリンボーン柄のフロアタイルがアクセントになっているトイレ。ペーパーを
入れるニッチ収納もおしゃれです。
▸仕事も生活も「モチベーションを上げてくれる」家に
家づくりについてのお話を伺いました。

Q シンプルで暮らしやすそうな間取りですね
A ワークスペースや寝室は用途を限定し、必要最小限の面積にしました。
収納もあちこちにつくり過ぎず、今ある物を収納するのに必要なスペースを設計してもらった
結果、無駄がなく暮らしやすい家になったと思います。

Q なんといってもワークスペースが魅力的です
A 使いやすさと見た目、どちらも満足しています。リビングと内窓でつながっているので、
時々視線を移動させて気分転換できるのもいいですね。

Q 打ち合わせについてお聞かせください
A 仕事柄、「かっこいい」というような言葉では正確にイメージが伝わらないことを
知っているので、イメージボードを作成して初期段階でお渡ししました。
資料を打ち合わせの前にお送りして目を通してもらうことで、スムーズな話し合いが
できたように思います。

Q 暮らし心地はいかがですか
A とても満足しています。以前住んでいたアパートでは、仕事の多忙さに生活が埋もれて
しまうこともありました。
今はワークスペースも快適ですし、気に入った家で暮らすという喜びが生活を彩って
くれているのを感じます。仕事や生活のモチベーションを上げてくれる家になりました。
2025.10.1 interview:北海道住宅新聞社









